羽毛ふとんのリフォーム診断
本日は中央のW様がご来店。
羽毛ふとんのリフォーム診断をご希望でした。
「30年くらい前のだけど捨てるのもったいないので診てもらってから考えようと思って」との事。
中身はダウン率95%の高級品でした。
しかしながら昔の羽毛なのでダブルサイズでしたが2,1kg入りと重い感じでした。
中身を取り出してみるとやはり玉状に固まっておりました。
しかしながらファイバー(ちぎれた羽毛)が少ない。
とても30年使われていたとは思えませんでした。
お話を詳しくお聞きすると
「主人と二人で最初は使っていたが途中でみわさんから買ったシングルの羽毛を主人が使いだしたのでその後使わなくなった」
との事でした。
買ったのは30年前でも使用期間が短かったので痛みが少なかったようです。
奥様は「シングルサイズに直して自分が使いたい」とのご希望でした。
さらに奥様は喘息もあったとの事でしたのでゴアテックス生地を使用したロイヤルスターまごころリフォームで承りました。
恐らく新品同様に蘇りますので楽しみにお待ちください。
W様のように30年前のものでも中身の傷み具合でリフォーム可能なものも多いです。
かえって安物の羽毛ですと10年くらいでボロボロになっているものもございます。
使用年数では測れないのが羽毛布団。
捨てる前に診断だけでもしてみませんか?
今、羽毛の採取量が減り、高騰しております。
直せるものは直して使うもの環境の為に良いことだと私は考えております。