綿わたは貴重品

今日は戸田市のH様宅にお伺いいたしました。

長年押し入れに眠っていた綿のお布団。

子供たちは「邪魔だから処分して」というとの事でしたが「綿の布団が好きだから捨てれない」とご相談。

掛布団3枚の側生地をほどき中の綿を診断したところかなり良い状態の綿でした。

もちろん打ち直しは可能ですし、「捨てるなんてもったいない」とお話いたしました。

「羽毛ふとんは苦手だけどこの布団は重いから薄く出来るかしら?」という事でした。

綿の量を減らし、少し軽めに作ります。

掛布団2枚とベッドの上に敷く薄目の敷布団をお作りさせて頂く事になりました。

現在綿花の原料価格が高騰しております。

綿のカバー一つとっても昔のように安い金額では仕入れできません。

日本に入ってくる綿花が減ってきているからです。

ポリエステル綿はいくらでも作れますが天然の綿わたは簡単に作れません。

当店が仕入れている綿屋さんも困っているようです。

ですからH様のようにとりあえず中身の綿の状態を診て、それから使うか捨てるか判断をしてもよろしいのではないでしょうか?

掛布団・敷布団はもちろん、座布団・長座布団・こたつ布団なども作ることは出来ます。

これもSDGsにつながるのではないでしょうか!